エルサルバドルのコーヒーについて

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エルサルバドル コーヒー豆のあれこれ

コーヒー豆のあれこれ8回目

「エルサルバドルのコーヒーについて」

~各国のコーヒーの特徴~

 

エルサルバドルについて


みなさんこんにちは。さかうぇいです。今回もコーヒー豆のあれこれシリーズです。今回はエルササルバドル共和国について紹介していきます。

エルサルバドル

今回はエルサルバドルについて説明してきます!!

エルサルバドルの正式名称はエルサルバドル共和国といいます。首都はサンサルバドル。公用語はスペイン語です。エルサルバドルの気候は熱帯気候で雨季と乾季が分かれています。前回紹介したグァテマラとはお隣の国になりますので気候は近いものもあります。平均雨量はサンサルバドルで1,700mmといわれており、この国もまたコーヒー栽培に適した地域といえます。中南米の国はほとんどの国が発展途上国で治安が良くない場所が多いですが、エルサルバドルは特に気を付けなければいけない国ですので、渡航には細心の注意を払う必要があります。


エルサルバドルのコーヒー生産地域


一番の生産地域は北西部グァテマラの国境に近いエリアのアパネカ・イラマテペック地域から南下して太平洋山岳地帯付近に広がっています。エルサルバドルは小規模農園が多く存在しています。コーヒー農園は森林破壊、野生動物の生息地としての意味も強く持ち、コーヒーの木を伐採すると森がすべてなくなってしまうなんてこともありうるようです。

 

コロンビアのコーヒーの主な品種


エルサルバドルのコーヒーのほとんどはアラビカ種です。

コーヒーチェリー

ブルボン種


ブルボン種については詳しくブルボン種についてはアラビカ種についての記事で紹介していますのでそちらの記事をご覧ください。

コロンビア コーヒーチェリー

パカマラ種


こちらも別記事で紹介しましたが、パカマラといえばエルサルバドルを語る上で絶対に紹介しなければならないと思いますので改めて紹介します。パカマラはパカス種とマラゴジッペ種という品種の人口交配品種でその交配が行われたのがこのエルサルバドルです。まずパカス種というのがこのエルサルバドルで発見された突然変異種でその発見された農園がパカス農園だったことからパカス種と呼ばれています。(エルサルバドルにはパカスさんという方が多くいらっしゃるそうです。)パカスは豆が小さいですが収穫量が多く安定していますが比較的、木の大きさは小ぶりといわれています。逆にマラゴジッペ種は非常に木の大きさが多きく、収穫量は安定せず少ないですが、豆は非常に大振りでフルーティーな味わいのする豆といわれています。その二つの種の名前からパカマラ種と呼ばれています。パカマラ種はマラゴジッペの特徴である非常に粒の多きな豆をしています。そして、芳醇な香りと豊かな酸味特性を持っています。また木の大きさは大きくなりすぎることはなく、安定した収穫量も見込むことができます。ですが、サビ病には弱い特性をもっています。

エルサルバドルでのコーヒー豆の精製方法


エルサルバドルではウォッシュドプロセス(水洗式)がほとんどです。一部ナチュラルプロセスを取り入れています。



エルサルバドルのまとめ


今回はエルサルバドルについて紹介しました。エルサルバドルのコーヒーは近年スペシャルティーコーヒーに力を入れ、品質が向上している国です。特にパカマラは注目度の高い品種でカップオブエクセレンスでも高い評価を得ている豆です。小規模農園が多く一度サビ病などが蔓延したり、コーヒー相場の変動にも影響を受けやすい国ですが、現在ではそのような弱点を克服するために新たな販路を開拓している国です。

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