第69回 静岡市葵区駒形通喫茶店『純喫茶のい』
~老舗の雰囲気を引き継ぐ現代風純喫茶~
【静岡市葵区駒形通喫茶店】純喫茶のい
今回は静岡市葵区駒形通の喫茶店「純喫茶のい」について紹介します。
「純喫茶のい」はこんなお店
- 純喫茶コーヒー
- 全席喫煙可能
- 純喫茶リーベから引き継ぎ2017年にオープンした店
- 日中は純喫茶夜はバーにスタイルを変えてお酒も飲める純喫茶!?
静岡市役所前の青葉通りをさらに歩き、駒形通りへ入ると静岡駅周辺の賑わいからは少し雰囲気が変わり昔ながらの商店街に変わります。
情緒を楽しみながらさらに歩くとあるのが「純喫茶のい」です。
この場所で長らく純喫茶として営業をしていた「純喫茶リーベ」から引き継ぎ、2017年に「純喫茶のい」として再オープンした店です。
かつては純喫茶というと風営法の関係から酒類の提供は一切しないという決まりになっていましたが、現在その区別はほぼなくなっているといってもよいかと思われます。
したがって現代風の純喫茶というのがこの「純喫茶のい」と言えるのではないでしょうか?
レトロで居酒屋と喫茶店を組み合わせたような店内
リーベから引き継いだ店内は非常にレトロな雰囲気。
居酒屋と喫茶店を組み合わせたような店内はカウンター席とテーブル席の2種類。
店の奥は大人数で楽しめるグループ用のテーブル席になっています。
キリっと苦めの純喫茶らしい「コーヒー」
純喫茶のコーヒーといえばといったような昔ながらの苦味が強いコーヒー。
少しミルクなどを加えてまろやかにしてあげると飲みやすくなりそうなコーヒーです。
苦味の強いコーヒーが好きな方はブラックでどうぞ!!
ぎっしりクレープ生地で甘さ控えめ「ミルクレープ」
ぎっしりとクレープ生地が重ねられたミルクレープ。
甘さ控えめですがしっかりと苦味の強いコーヒーをマイルドに優しくしてくれるおいしいケーキです。
静岡市「純喫茶のい」さかうぇいの感想
風営法の関係で「純喫茶」は酒類を提供せずに、コーヒーのみを常時提供するという区別をつけられていた言葉。
元々カフェとは今のおしゃれなカフェや喫茶店のようなお店を指す言葉ではなく、バーやキャバクラのようなお店を指し、コーヒーなどとともにお酒を提供し接待が行われる場所とされ、それらと区別をつけるために常時コーヒーや甘いお菓子などを提供する店を純喫茶としていたようです。
現代において店の名称を決めるのは自由なため、営業許可の段階で飲食店の営業許可を取っておきながら「純喫茶」や「喫茶」の名前を使用している店は数多く存在し、逆に喫茶店の営業許可を取得しながら「カフェ」を名乗るお店もまた数多くあるために、見た目だけではかなりあいまいとなっています。
結果的にイメージとして「カフェ」はコーヒーだけでなく、ラテや甘い飲み物も飲める若い女性に人気の店。というイメージで、「純喫茶」といえばどちらかといえば、渋くレトロな雰囲気でエスプレッソやカフェラテなどのメニューは用意されていない店。というようなイメージになっているると推測できます。
そういった意味でも「純喫茶のい」は、今時風の純喫茶と表現をしてみました。
若い方から周辺の中高年世代の方にも愛される居心地の良い店でした。
静岡市葵区駒形通「純喫茶のい」お店について
お店の様子、またメニューや商品についての掲載を承諾していただいております。
ご協力ありがとうございました!!
純喫茶のい
JR静岡駅から徒歩約20分
静鉄新静岡駅から徒歩約18分
静岡県静岡市葵区駒形通2-7-20
木曜日定休
最後までご覧いただきありがとうございました。
Twitter、インスタでも投稿しています。お気軽にフォローしてください!
またさかうぇいと一緒に巡りたいという方。お友達も大募集してます!!
SNSコメント欄ではあなたのおすすめのお店を教えていただけるとさかうぇいがお邪魔して投稿します。たくさんのコメントお待ちしております。
ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
コメント