四ツ谷駅からすぐの新宿通り沿いにある、コンクリート打ちっぱなしでスタイリッシュなビルの喫茶店。
今回は四ツ谷の喫茶店「珈琲ロン」について紹介します。
珈琲ロンはこんなお店
- 四ツ谷駅から約3分、ビルの1・2階を使うおしゃれな喫茶店
- 建築家がデザインするモダンでスタイリッシュな店
- 全席喫煙可能
- 元料理人のマスターが丁寧に作るサンドイッチメニューが大人気
珈琲ロンは四ツ谷駅からすぐ新宿通り沿いのスタイリッシュなビル
ロンの創業は1954年の事。現在は2代目のマスターが営業しています。
ロンの由来は芝生を意味し、初期のお店にはそれにちなんだ芝生が店内にもあったそう。
現在のお店になったのはその後の1968年で、有名建築家の高橋靗一さんに師事した池田勝也さんのデザイン。
コンクリート打ちっぱなしの外観と相反し店内は温かみがあるスタイルは喫茶店最盛期の当時でも斬新であったことでしょう。
珈琲ロンの店内はモダンでスタイリッシュな外観とは相対する温かみ溢れる空間
店内は全席喫煙可能。
1階席と2階席に分かれますが、すべての座席で喫煙が可能となっています。
2階席は中央部分で吹き抜けとなっており1階席を見下ろせる。逆に1階からは中央部が吹き抜けであることで開放的で広い空間を演出。
スタイリッシュなコンクリート打ちっぱなしの外観とは相対し、茶色の壁で赤い本革の椅子が落ち着き感と温かみを醸し出す昔ながらの喫茶店の雰囲気感を感じさせてくれます。
ワインレッドになってしまった特注の椅子とビートルズのBGMの秘密
椅子やテーブルも池田勝也さんによってトータルで設計された特注品であり、椅子は補修のために革を張替えています。
しかしその際に一部の壁の色と同じクリーム色に近い黄土色にする予定が、誤ってワインレットにしてしまったというちょっとした秘話があります。
更には店内に流れるBGMはすべてビートルズの楽曲。
これにもちょっとした秘密があり、通常のBGMに混ぜてたまにビートルズの曲を流したら評判が良かったことからこれを固定にしてしまったという物です。
珈琲ロンのメニューは昔ながらの喫茶店らしい飲み物と軽食のみシンプルなラインナップ
ロンのメニューは非常にシンプルなメニューラインナップ。
コーヒーはブレンド、アメリカン、アイス、カフェオレ、そのほか紅茶やココア、ミルクセーキなど各種定番のソフトドリンクがそろえられています。
フードメニューはトーストやサンドイッチ。中でも元料理人のマスターが注文を受けてから焼くたまごが挟まれたタマゴサンドが人気メニューです。
珈琲ロン『ブレンドコーヒー』ネルドリップで抽出された味わい深いコーヒー
シンプルなカップ&ソーサー。ネルドリップで抽出された昔ながらの喫茶店らしいコーヒー。
酸味がほんのりありマイルドな苦味を感じる飲みやすいコーヒーです。
珈琲ロン「タマゴサンド」ふわふわとろりなたまごがおいしいサンドイッチ
ロンの人気メニューでもあるのがタマゴサンド。
爪楊枝に1つ刺されて出されるプチトマトがかわいらしいです。
注文を受けてからたまごを焼き、厚焼きにしたトロトロでふわふわのものをシンプルにパンにはさんだ素朴さがと手もおいしいサンドイッチです。
珈琲ロン『クリームソーダ』昔ながらの喫茶店の定番!
茶色の壁や赤い本革の椅子が、緑に透き通るメロンソーダの色を引き立てて映えるクリームソーダ。
気温が上がるこれからの時期にぴったりなメニューですね。
珈琲ロンさかうぇいの感想
四ツ谷のモダンでスタイリッシュな外観のおしゃれな喫茶店珈琲ロンでした。
レトロな雰囲気を存分に味わい、昔ながらの喫茶店らしいシンプルなメニューに舌鼓を打つ至福な時を過ごせる素敵な店です。
ちょっぴり大人な気分で、昔のドラマの世界観に入り込んだような気分でひと時を過ごせる四ツ谷でおすすめのお店にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
次回更新は5月1日(土)を予定しています。
珈琲ロンについて
珈琲ロン
四ツ谷駅から徒歩約3分
東京都新宿区四谷1-2
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取材は2021年4月26日に行いました。
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