多数の喫茶店が軒を連ねる西荻窪で、群を抜いた居心地の良さを誇る喫茶店。
今回は西荻窪の喫茶店「どんぐり舎」について紹介します。
どんぐり舎はこんなお店
- 西荻窪駅北口から徒歩3分ほど、緑の生い茂った民家のような佇まいの外観が特徴的
- 1974年に現マスターの両親と兄が創業した、こだわり自家焙煎珈琲の店
- 全席禁煙
- 居心地抜群でじっくり読書に耽りたくなるような空間が素敵
どんぐり舎は西荻窪の隠れ家的な自家焙煎珈琲の喫茶店
数々の喫茶店が軒を連ねる激戦区である西荻窪ですが、それぞれタイプが異なっているのもこの地に虜になってしまう所以。
今回紹介するどんぐり舎は、緑の生い茂る民家のような外観で隠れ家的な雰囲気を存分に感じる居心地抜群の店です。
1974年に現マスターのご両親とお兄さんが創業しました。店を開くにあたってコーヒー好きな一家はあちこちのコーヒーを飲み歩き、お店の形を完成させました。
現在は横浜の珈琲店から取り寄せる豆を、店内奥の焙煎室で自家焙煎し提供しています。
どんぐり舎はシャングリラに響きが似ていたから名付けた
看板に描かれた不思議なキャラクターに引き込まれそうになるどんぐり舎。
店名の由来は、イギリスの作家ヒルトンの小説失われた地平線に登場した理想郷「シャングリラ」の響きに似ていたことから名づけられました。
西荻窪喫茶店のシャングリラといっても過言ではないと感じる、喫茶店の理想郷のような居心地の良さを持っています。
どんぐり舎の店内は隠れ家のようなアンティーク感と落ち着きがマッチングした空間
店内は全席禁煙。
店内の骨董品やアンティークな品々はすべて、現マスターのお父さんとお兄さんがそろえたもの。
それらの品々はすべてが店の雰囲気を作り上げており、一つとして欠かすことのできないもののように感じます。
年期の入ったスピーカーから心地の良いジャスが流れ、ここではお気に入りの本を1冊持ち込んで、読書に耽りたくなるような雰囲気。
お客さんのほとんどが一人で来店し、コーヒーを片手に読書を楽しまれています。
どんぐり舎のメニューは自家焙煎のコーヒーと共に楽しみたい軽食メニューが魅力的
どんぐり舎の自家焙煎珈琲は定番のブレンドが、ほろ苦、モカ、酸味ブレンドの3種類。シングルオリジンが常時6種類と豊富なラインナップ。もちろん豆売りもしています。
そのほか、コーヒーのお供にぴったりなケーキやクッキーのセット。朝ごはんや小腹が空いたときにちょうどいい各種トーストのメニューも取り揃えられています。
どんぐり舎『ほろ苦ブレンド』さっぱりとした飲みごたえを楽しめる
1番人気であり1番定番のほろ苦ブレンドは、ペーパードリップで丁寧に抽出した物。
陶器製のカップとソーサーが店の雰囲気に良く合い非常に素敵。
あっさりとした味わいで、温度が下がっていくと共に深みが増す味わい深いコーヒーです。
どんぐり舎『水出しコーヒー』時間をかけて丁寧に抽出されたコーヒー
水出しコーヒーは時間をかけてじっくりと抽出したアイスコーヒー。
苦味が強く味が濃い、キリっとした味わいはとにかく深い味わいです。
どんぐり舎『ピザトースト』トロトロチーズとサクサクトーストが最高！
トロトロにとろけたチーズとピザソースとの組み合わせが最高。トーストがサクサクふわふわで幸せ感が高いピザトースト。
タバスコとオレガノを一緒に出してくれるので、一口目はそのまま、2口目はそれらをトッピングしてちょっぴり味変を楽しむのも素敵です。
どんぐり舎『どんぐりクッキー』どんぐり型のかわいいクッキー
どんぐり舎の名にふさわしく、クッキーはかわいらしいどんぐり型。
コーヒーのお供に最高な甘さ控えめのさっくりしたクッキー。
少し大きめなので大満足。複数で来店した時はシェアもいいかもしれません。
どんぐり舎さかうぇいの感想
西荻窪喫茶店のシャングリラ的存在、どんぐり舎でした。
抜群の居住性と居心地を誇るどんぐり舎でのひと時は、あっという間に時間が過ぎてしまい気づけばこんな時間！なんてこともしばしば。
一度座れば居心地の良さに、なかなか立ち上がりたくなくなってしまうほどです。
西荻窪喫茶店巡りの際には絶対に外せない1店、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
次回更新は8月20日（金）18：00に予定！
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どんぐり舎について
どんぐり舎
西荻窪駅から徒歩約3分
東京都杉並区西荻北3-30-1
取材は2021年8月5日に行いました。
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