第三十一回 神保町 『さぼうる』
~さまざまな人間ドラマが積み重ねられた古き良き時代の喫茶店~
さぼうるについて
今回は神保町にあるにさぼうるついて紹介します。
本の街神保町。馴染みの深い三省堂書店もここ神保町に総本店があります。そしてそんな本を読むのに欠かせない場所といえば喫茶店神保町には喫茶店が多くあり、数々の名店が存在する街です。
そして今回はそんな名店の中の一つ「さぼうる」について紹介していきます。
さぼうるへ行ってみた
最寄り駅は半蔵門線・新宿線・三田線の神保町駅です。
神保町駅A7出口出るとすぐにさぼうるはあります。さぼうるは1と2があります。今回紹介するのはさぼうる1の方です。
こんな異様な雰囲気が漂った建物ですが、ここがさぼうるなんです。
店内に入ると半地下と中二階のような作りになっています。年期の入った店内は不思議な空間です。壁の一部がレンガになっていますが、そのレンガ一つ一つに様々なメッセージが書き込まれています。これこそが今回人間ドラマが積み重ねられているとキャッチフレーズに込めた理由です。一つ一つ眺めているといろんなメッセージが書かれています。
メニュー紹介
さぼうるといえばモーニングセットが有名です。
このセットで500円です。飲み物は、コーヒー、ミルク、紅茶の3種類から選択できます。ふわふわのパン、そしてゆで卵、ちょっと苦めのコーヒー私には至福の朝ごはんです。11時までこの値段で提供されています。
さぼうるといえば他にもいちごジュースなども人気です。
ピザトースト
これがまた絶品です。厚めの食パンに酸味の効いたピザソースと濃厚なチーズがたっぷり!!トロトロなチーズが最高な一品です。
モーニング以外のコーヒーは少し大きめのカップで提供されています。昔ながらの喫茶店のコーヒーで少し深めの焙煎の豆を使用しているのでしょう苦めでコクのある味わい深いコーヒーはその空間によくあいます。心落ち着かせてくれます。
平日の日中ですが、学生や会社員の方で店内はいつもにぎわっています。
さぼうるの情報
たばこ情報:全面禁煙可能(取材当時)
たばこを吸わない方は少々厳しいかもしれません。なかなか店内はたばこくさいです。ある意味年期の入った喫茶店の醍醐味なのかもしれません(笑)
入りやすさ評価:★★★☆☆
お店を知らない人は少々入店をためらう外観かもしれません。隣のさぼうる2は近代的な建物なので比較的入りやすいかもしれません。
立地評価:★★★★★
立地条件は満点です。神保町駅A7出口を出たらすぐにあります。雨の日でもとても行きやすいお店です。
混雑状況:★★★☆☆
比較的混雑しているお店ですが、学生や近隣の会社員の方が多いせいなのかとても回転率が高いお店ですので少し待ては入店できます。お昼時はさぼうる2にはとても混んで列できるほどです。
住所:東京都千代田区神田神保町1-11
営業時間:9:30~23:00
定休日:日曜・祝日
サイト:公式サイトはありません。
問合せ先:03-3291-8404
さぼうるのまとめ
今回は神保町の名店の一つであるさぼうるを紹介しました。本の街、神保町という土地。読書をする場所で、少しのコーヒーを飲みながら落ち着く空間で読書をしたいといった気持ちから必然的に生まれたであろう、神保町の喫茶店は喫茶店の総本山といわれていますが、他の地域とは違ったオリジナルティを醸し出しているのかもしれないと私は思いました。そんな独特の雰囲気を持ったさぼうるぜひみなさま自身で来店し感じていただけるといいなと思います。
ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
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