神楽坂のメイン通りから1本入り込んだ裏路地にある喫茶店。
今回は神楽坂の喫茶店「トンボロ」について紹介します。
トンボロはこんなお店
- 神楽坂駅から3分ほど、メイン通りから1本入った裏路地にある店
- 実は平成生まれ1998年創業のお店
- 全席禁煙
- 建築家のマスターがこだわって作った店、廃材などを使用しレトロな質感を演出する
神楽坂 トンボロはメイン通りから1本入った場所にある民家と同化した店
神楽坂は諸説ありますが、神輿を担いで坂を登ろうとしたときに重くて登れなかったが、神楽を奏でると登れたことからついた名前とされています。
そんな粋な街神楽坂のメイン通りから1本入った路地にある喫茶店がトンボロ。
トンボロは外観の見た目や店内がとてもレトロで素敵な雰囲気を醸し出すことから、昭和生まれの老舗と勘違いされることが多いようですが、1999年(平成10年)創業の平成生まれのお店です。
神楽坂 トンボロは建築家のマスターのこだわりが詰まった店
マスターは神楽坂に事務所を構える建築家。喫茶店は以前からやりたいと考えていたことがきっかけでオープン。
トンボロの隣は以前、SKIPAとしてマスター夫妻の息子さんが営業していましたが、現在はトンボロ分室として引き続き息子さんメインで営業。
店内でつながっているので行き来ができますが、分室限定でカレーを提供しているなど違いも楽しめます。
神楽坂 トンボロの店内は木の質感とアンティークな置物や時計に目を惹かれる
店内は全席禁煙。
トンボロは比較的新しい店ですが、店内に入ると老舗を思わされるようなレトロな雰囲気に魅了されます。
建築家のマスターがこだわり設計した店内は木の質感が温かく、アンティーク調の置物などで演出されており、解体場などで譲り受けた材料などを使用することで味わい深い空間となっています。
これらの空間は緻密に計算されたものではなく、マスターの両親が旅館を営んでいたことから幼少期に受けた影響をインスパイヤしたものだとか。
神楽坂 トンボロのメニューはシンプルでこだわりの強いラインナップ
トンボロのブレンドは2種類、香りと酸味が魅力的でさっぱりとしたコーヒーを味わえるAとコクと苦味で味わい深さを楽しめるBを用意。そのほか数種類のシングルオリジンとアイスコーヒー、カフェオレがあります。
フードメニューはクロックムッシュとサンドイッチ(午後のみの提供)の他土日限定でトーストとサラダのセット(現在は提供中止中)など。
デザートはすべて手作りのこだわりメニューが揃っています。
神楽坂 トンボロ『ブレンド珈琲B』コクと深みを存分に感じる味わい深さ
注文を受けてから丁寧にドリップしてくれるこだわりのブレンドB。コクと深み重視のオリジナルブレンド。
口に入れるとキレのある苦味とほんのり香る酸味が心地よいコーヒーです。
神楽坂 トンボロ『アイスコーヒー』夏にぴったり深みとコクが抜群
涼しげで素敵なグラスで提供されるアイスコーヒー。
しっかりと苦味が効いたコクのあるコーヒーで、熱い時期にうってつけの1杯です。
神楽坂トンボロ『サンドイッチ』午後限定のボリューミーなメニュー
サンドイッチは午後限定のメニュー。
トーストされたパンがサクサクで、ハムとキュウリ、トマト、レタスなどの野菜サンドとたまごサンドの2種類の具が楽しめるミックスサンドです。
おまけでコンソメパンチのポテトチップスが添えられたボリューム感がすごい一品です。
神楽坂 トンボロ『プリン』ほんのりとした甘みがたまらないむっちりプリン
昔ながらの硬めでむっちりとしたプリン。
ほんのりとした甘みでカラメルも甘めに仕上げられているのでコーヒーとの相性が抜群。
じっくりと店の雰囲気を楽しみながら味わいたい一品です。
神楽坂トンボロさかうぇいの感想
神楽坂の路地裏にある雰囲気が素敵な喫茶店、トンボロでした。
粋で情緒あふれる神楽坂の街の路地に入っていくと、こだわりのたくさん詰まった素敵なお店を発見できました。
本を1冊持ち込んでじっくり読みながら、コーヒーを頂きたくなるようなお店です。
次回更新は6月4日(金)18:00に予定!
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神楽坂 トンボロについて
トンボロ
神楽坂駅から徒歩約2分
東京都新宿区神楽坂6-16
取材は2021年5月28日に行いました。
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