コーヒーに関する何でもレビュー編第14回
『コーヒーを焙煎してみよう:焙煎編』
コーヒーの焙煎について
みなさんこんばんは。さかうぇいです。コーヒーの焙煎というとどのようなイメージを持たれるでしょうか??
おそらく、写真のような大型ロースターで焼くのが一般的と考える方が多いと思います。このような大型焙煎機、日本のメーカーだとFuji Royalなど、海外メーカーだとプロバットなどがありますが、これらは業務用焙煎機の位置づけで、値段は小さいもので数百万、写真のような大型焙煎機で数千万円と素人には到底購入できない値段です。
ほかにも家庭用に導入できそうな、ikawaやPanasonicのThe rostでも25万~50万円程度します。
こんな高価な物簡単には家庭に導入できませんよね?
そのような理由から焙煎は素人にはやることができないと考えている方が多いのではないでしょうか??
でもそれは実は間違えなんです。
家庭でも焙煎は簡単にできてしまいます。
今回はそんな自宅で簡単にできる焙煎の紹介と、私さかうぇいの初焙煎挑戦記として記事を進めていきます。
前回は準備編として、必要な道具などを紹介しましたが今回は実際に焙煎していきます。
実際に焙煎する準備
では焙煎をする準備をしていきます。今回は私の大好きなサザコーヒーが出している、生豆を使用します。オンラインショップで生豆様々発売されていますが、そのなかから「ケニア」を選びました。
「ケニアAA」
このケニアのコーヒーについては、こちらの記事をご覧いただくと詳しくわかります。
品種はSL28とSL34のブレンドで、精製方法はウォッシュドプロセスですね!!
焙煎すると、生豆の持つ水分量が減りますので、容積は20%程度減ります。なので、この量で200g程度のコーヒーが完成することになります。初めての焙煎なので少量焙煎で試してみたいと思います。なので半分の100gを目標値として準備をします。
ハンドピック
目標値は100gです。焙煎によって20%程度減ることを見越して、120g前後準備をします。
こんな感じで広げてハンドピックを行います。ハンドピックとは生豆に含まれる、欠点豆を取り除く作業です。欠点豆は虫食い、ピーベリー、欠け・割れ豆を取り除きます。
別皿に分けて取りましょう。残念ですがこれらは焼くことはできません。これらによって味が変わってしまうことがあります。今回買った豆は非常に品質がいい豆なので、欠点豆は少ないですが、とても多く含まれている生豆もありますので注意して下さい。これで準備は完了です。
場所を屋外へ移して豆を焙煎していきます。
焙煎してみよう!!
コンロも初めて使うためにうまく火をつけられずにファイヤーしました(笑)危ない危ない。消防に通報されていたらOUTでした。
何とか火が付いたので焙煎を初めて行きます。はじめての焙煎で緊張して、これ以外の写真を撮る余裕がありませんでした。
焙煎の方法はいろんなやり方があります。ですが最終的にプロファイルを決めるのは自分自身なのでいろんなやり方を試してみるとよいと思います。
手網に生豆を移して火にかけます。そこからひたすらフリフリしながら焙煎にムラが出ないように振り続けます。約10分後、生豆の水分が抜けて、パチパチ音を出し煙が出始めます。これが「1ハゼ(爆ぜ)」です。この1ハゼを迎えて少ししてあげるのが、ミディアムローストくらいです。今回のケニアは酸味が特徴的な豆なので目指すはシティローストくらいです。
2ハゼ前くらいが目標になります。2ハゼを過ぎると深煎りになってしまいます。2ハゼの点前を見極めるのが難しい・・・もういいかな?もういいかな?何回も豆をチェックしながら進めていきます。
初めての焙煎は緊張するもので早く上げすぎてしまいました(笑)結果的にはハイローストくらいに収まってしまいました!これも経験ですね。焙煎が終了したら、ザルに開けて風を送り冷却します。
完成!
冷却が終わって豆が素手で触れるくらいになったら完成です。
焙煎が終了したら2回目のハンドピックを行います。最終的に98g残りましたのでほぼ計算どおりの量が完成しました。
これが初の自家焙煎コーヒーです。なんかものすごく感動です。そして楽しい!!これはもっと挑戦したい。ハマる絶対。
焙煎直後に飲むのがおいしいという方もいらっしゃいますが、私は少し寝かせることにします。
焙煎編は以上です。次は実際に自分で淹れたコーヒーを淹れてみます!!
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
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