コーヒー雑学17回
「コーヒーを淹れるお水は何がいい?:実験準備編」
~自分の使っている水で本当に大丈夫??~
はじめに
みなさんこんにちは。さかうぇいです。私自身もコーヒーを淹れる時、水について気を遣っているつもりですが、本当にそのお水でいいのか心配になるときがあります。みなさんはどんなお水を使ていますか??ご自宅から出る水道水をそのまま沸かして使っている方、ご自宅の浄水器もしくは浄水ピッチャーなどで浄水して使っている方、はたまたウォーターサーバーを契約して使っている方。など様々だと思います。そのどれがコーヒーに適しているのか、いまいちピンとこないと思いませんか??
前回は序章編として、コーヒーをおいしく淹れられるための要素について紹介しました。今回は前回説明した、水の硬度と残留塩素についての実験の準備をします。
前回記事はこちら
実験内容の説明
まずなんのための実験を行うか、説明します。前回の記事でコーヒーをおいしく淹れるためにはお水はなるべく残留塩素はなく、軟水の方がおいしく淹れられる要素に繋がりやすいというお話をしました。では、普段から身近に使っているお水が、どれくらいの硬度で、どれくらい残留塩素を含んでいるか気になってきませんか??
そこで!こんなセットをAmazonで購入してみました。まるで小学生の夏休みの自由研究です(笑)このセットには試薬が入っており、水に含まれる残留塩素と硬度を調べることができます。あくまで目安なので、細かい数字の表記はできません。
これを使って普段使っている水がコーヒーのおいしさを阻害していないか確かめてみましょう!!
実験方法
実験方法は簡単です。普段皆さんが使いそうなお水を用意してそのお水をサンプルとして試薬検査して、残留塩素の量と硬度を確かめます。今回サンプルとして要した水は
・世田谷区の水道水
・相模原市の水道水
・スーパーマーケットでもらえるアルカリイオン水
・ウォーターサーバー(富士吉田採水)
これを検査セットを使用して確かめてみます。検査セットには1セット5本ずつ試薬が入っているので1箱ですべて調べられます。
実験準備
検査セットには
このような試薬の包みが10本入っています。
袋に印字されている「TH」が残留塩素を調べる物。「CIO・DP」が硬度を調べるものです。
このようなパックをスポイトのようにして水を吸い上げて試薬と混ぜると色が変わります。その変わった色と標準色の指標を見比べて調べます。
今回使用する水は先ほど挙げた、ものですが、水道水を除いて説明をします。
スーパーでもらえるアルカリイオン水とは、スーパーでボトルを買うと、給水は無料ですよ~ってやっている水のサービスです。業務用の浄水器がついているので、家庭で浄水器を買わなくても、手軽に浄水がもらえる物です。今回は近所にある神奈川県内で展開するスーパー三和の物をもらってきました。
続いてウォーターサーバーの物ですが、こちらは我が家で契約しているプレミアムウォーターの物です。一番ベーシックの物を頼んでいるので富士吉田市で採水したものです。
ウォーターサーバーあるとコーヒー淹れるときすごく便利です。お湯の方から出るのは大体80℃前後のお湯なので、そのままドリップできてしまいます。お米炊くときも直接できるので重宝しています。最近UCCとメーカーがコラボしてウォーターサーバー自体にドリップ機能を付けたものなども出ています。
これは我が家は使っている物と同じやつで、とても便利です。ボトルはペットボトルごみとして捨てられるので煩わしさとかもありません。
次回へ続く!
次回は実験の結果を載せていきます。一つ一つ丁寧に説明したいので、また次回に持ち越しをさせていただきました。
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