珈琲店のメニュー解説その12 上級編1

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コーヒーカクテル コーヒー雑学

コーヒー雑学28回

「珈琲店のメニュー解説その12 上級編1

~難解なメニューを読み解こう!!~



 

はじめに


みなさんこんにちは!さかうぇいです。珈琲店のメニューについて以前のシリーズを読んだ方はだいぶ理解できて、シングルオリジンコーヒーからも自分の好みのコーヒーを選ぶことができそうな気がしてきましたか??

今回から上級編に突入します。シングルオリジンコーヒーから離れ、コーヒーカクテルやアルコールの入ったコーヒーなどアレンジコーヒーのメニューについて紹介していきます。

珈琲店へ行ってもこの欄は難しすぎて何のことだかわからないから敬遠している方多くありませんか??

コーヒーカクテルの画像


上級編1:アイリッシュコーヒー


上級編1品目のメニュー紹介はアイリッシュコーヒーです。

アイリッシュコーヒーのアイリッシュとはアイリッシュウイスキーすなわちアイルランドで生産されたウイスキーを指します。アイリッシュコーヒーはホットドリンクで提供されます。アイリッシュウイスキーは穀物で作られたウイスキーです。

私はお酒はあまり苦手なのでウイスキーについては詳しくありませんが、アイルランドはウイスキー発祥の地とされ、世界の5大ウイスキーの一つに入ります。

主に

・シングルポットスチルウイスキー

・シングルモルト

・グレーンウイスキー

・ブレンデッドウイスキー

などがあります。これらの名称の違いはウイスキーの精製方法や原材料の違いに由来します。詳しくはお酒をメインにされている方のサイトなどを調べるとよいかと思います。このサイトはあくまでコーヒーのブログですので、簡単に割愛します。

アイリッシュコーヒーはそれらのウイスキーを基酒として、ブラウンシュガーや角砂糖、ホットドリップコーヒー、生クリームなどを軽くかき混ぜます。ウイスキーをそのままホットコーヒーに混ぜると、コーヒーの温度が下がってしまうことから、エスプレッソマシーンのスチームを利用してウイスキーを温めて提供することもあります。私自身もまだ飲んだことがないので、写真もありませんが、挑戦し次第画像も載せたいと思います。

カクテルには厳密なルールがありますので、アイリッシュコーヒーは必ずアイリッシュウイスキーを基酒としないと、別の名前のカクテルになってしまいます。

アイリッシュコーヒーの誕生はかつて飛行艇が盛んだったころの時代。(飛行艇はジブリの名作紅の豚が乗っている飛行機と同じです)現在の飛行機より燃費が悪く、目的地まで、何度か給油をしなければならない状況だったそうです。その給油の間、搭乗客は一旦、飛行艇を下ろされ、寒い海上をボートで移動し待合室で待つため、凍えるような寒さだったそう。そこで搭乗客に温かい飲み物で体の芯から温まってもらおうと開発されたのが始まりです。

アイリッシュコーヒーは珈琲店でも取り扱う店が多いですが、もともとはカクテルですので、バーで提供されるのが一般的です。

コーヒーカクテルの中でも飲みやすいドリンクということで珈琲店でも扱われるようになったそうです。

ウイスキーの画像

 

茜丸本舗 どら焼き

 

最後に


今回からついに上級編に突入し、上級編の第1品目はアイリッシュコーヒーについて紹介しました。コーヒーを使用したアレンジドリンクで一番ポピュラーにも感じますが、意外にもその由来や所以は知らない方は多いと思います。コーヒーのメニューはまだ様々ありますので、引き続き説明していきたいと思います。上級編も引き続きよろしくお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします


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