コーヒー雑学25回
「アイスコーヒーをつくろう! その3」
~急冷式アイスコーヒーその2~
はじめに
みなさん、こんにちは!!さかうぇいです。最近だいぶ熱くなってきて、飲み物も冷たいさっぱりとしたものがよくなってきますよね??コーヒーは基本的には夏の暑い時期でもホットで飲むという方もいらっしゃるとは思いますが、せっかく暑くてアイスを飲むのにちょうどいいい時期になりますのでアイスコーヒーに挑戦してみてはいかがでしょうか??
今回は前回紹介した急冷式アイスコーヒーの別のやり方を紹介します。
・水出しアイスコーヒーについてはこちらからどうぞ!
・急冷式アイスコーヒー1つ目のやり方はこちらからどうぞ!
前回の復習と問題点ついて
前回の急冷式はコーヒーサーバーにたっぷりの氷を入れて、コーヒーをドリップするやり方でした。このやり方は氷さえ有れば、粉を少し多く使う面以外は全て普段通りに淹れられるやり方でとても気軽にアイスコーヒーを楽しめる方法でした。
しかし熱々のコーヒーを直接氷にドリップするため氷が溶けて、コーヒー自体が薄くなってしまう問題点があります。また粉の量が普段の倍になるので、消費が早くなってしまう点と若干ドリップの感覚がずれてしまう問題点があります。そこで今回のやり方は前回同様、氷を使用しますが、コーヒーが薄まらない。そしてコーヒー粉の量も普段通りにできる。急冷式アイスコーヒーの淹れかたについて紹介します。
アイスコーヒー作成準備
前回同様、急冷式のいいところは気分で熱いしアイスコーヒーが飲みたいぁの思った時に作れることです。急冷式の中でも氷がドリップしたコーヒーに溶けずに薄まらないやり方を紹介します。一部のコーヒー屋さんではアイスコーヒーに適したブレンドや豆(焙煎度合を変えたもの)を用意しているところもありますが、ホットコーヒーで入れるものと同じ物を使って問題ありません。
今回はサザコーヒーの「ケニア」を使用することにしました。ケニアのウォッシュドプロセスSL28とSL34のブレンド豆です。サザコーヒーの中ではかなりの浅煎りで、酸味が目立ちます。さっぱりとしたアイスコーヒーを飲みたい時にお勧めです。
ケニアのコーヒーについてはこちらの記事をご覧ください。
今回の急冷式アイスコーヒーは普段通りのドリップと同量のコーヒー粉で行います。私の場合は100gに対して8gのコーヒー粉を使用しています。今回は1杯分相当の200g抽出しますので16gのコーヒー粉を使用します。
今回はコーヒーサーバーより大きい器を一つ用意します。私の場合はボウルで行います。
ちょうどよくコーヒーサーバーが収まります。あらかじめコーヒーサーバーは冷蔵庫で冷やしてあったので白く曇っています。
前回はサーバー内に氷を大量に淹れましたが、今回はサーバーには入れずにコーヒーサーバーをセットしたボウルに入れます。
コーヒーサーバーが安定して自立できる量くらいの水をボウルにを挿入してこれで準備は完璧です!
コーヒーを抽出する
それでは普段通りにコーヒーを抽出していきます。
特段普段と変わらないペーパードリップで大丈夫です。慣れたやり方が一番おいしく淹れられます。この方法は急冷式ですがそんなにすぐに冷めませんので、抽出後は少し放置して冷まします。
コーヒーサーバーにコーヒー液が抽出されて重量が出るので、サーバーが浮かなくなり安定します。そこでボウルにコーヒーの水面と同じ位置に来るくらいまで水を追加して冷却効率を上げます。
冷えるまでしばしお待ちを・・・
完成
コーヒー液が冷えたら完成です。
お好みのグラスに注ぎましょう!!
氷を入れたグラスに注ぎます。コーヒー液自体が冷えているので、大幅に氷が解ける心配はありません。したがってコーヒーが薄まってしまう問題点はクリアです!!
急冷式2のメリット
・簡単。
・普段コーヒーを淹れる要領と変わらないので変な気を遣う必要がない。
・一杯単位で抽出できるので量の調節がしやすい。
・氷が解けてコーヒーが薄まらない。
・コーヒー粉も普段通りなので、コーヒー粉が増えて感覚が狂うことがない。
・コーヒー粉の消費量が抑えられる。
急冷式2のデメリット
・氷を大量に使う。
・氷がないとできない。
・洗い物が増える。
・簡単だけど、ちょっと大がかりになる。
まとめ
今回は急冷式アイスコーヒーの淹れ方の2つ目を紹介してみました!!前回紹介した方法より大がかりになりますが、コーヒー粉の量も普段と同じで抽出量も同じなので、普段通りコーヒーを淹れることができます。その面では安定した同じにしやすい利点があります。試してみる価値ありだと思いませんか??おいしいアイスコーヒーを淹れて熱い夏を乗り切りましょう!!
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