コーヒーに関する何でもレビュー編第18回
『ナイスカットG刃交換:前編』
ナイスカットGについて
みなさんこんにちは。さかうぇいです!!今回は私が愛用しているカリタのナイスカットGのメンテナンスを行いたいと思います。
現在廃盤になってしまった私のナイスカットGです。購入は2019年の1月31日でもうすでに1年半使用しました。
現在カリタから発売されているナイスカットGは若干のスタイル変更を行っただけの機能は特段変わっていないものだそうです。(ヤマモトコーヒー店社長談)
搭載されているグラインド刃についてはナイスカットミル時代から変更されておらず、廃盤の心配はありません。
グラインド刃の交換について
グラインド刃はコーヒー豆を250kg程度を挽くのが耐用設計の目安といわれています。私が買う豆は200gで購入しますので、125袋が目安。1か月で2~3袋使用しますので、1年半で54袋という計算、まだ大丈夫そうな気もしますが、250kgというのは目安です。使用状況や購入している豆によっても大きく差が出ます。実際最近のコーヒー粉の粒度があまり均一でないことを感じておりました。
ということでまず替刃を購入します。インターネットなどでも購入できますが、信頼性の高い物を購入したかったので、少々値段が高くなりますが、専門店に注文しました。コーヒー用品といえば、やっぱり新宿三丁目にあるヤマモトコーヒー店さんです。
注文から5~6日で入荷しました。ナイスカットミル時代からグラインド刃は全く変わっていませんので、商品名もナイスカットミルカッターセットになっています。
ますは掃除!!
この機会ですから、ナイスカットGを徹底的にメンテナンスしていきましょう!!上部のホッパーはコーヒー豆に付着したオイルで汚れていますので、家庭用の中性洗剤で普通に洗って干します。
刃の交換は普段の掃除と同じ要領で分解していきます。
ねじの取り外しが完了しました。ダイヤルを外していきましょう!!コーヒー粉で机などが大変なことになってしまいます。下にラップなどを敷いておくと後片付けが楽になりますよ
少々掃除をさぼってしまったので前回の掃除から1か月くらい経ちます。汚れていますね・・・これらの汚れも均一の粒度を保つには大敵ですので、こまめに掃除をしましょう!!
今回はなんと3つも引っかかっている。通りで異音がするわけです。ちなみに、この豆は焙煎にムラがあるので、間違えなく自分で焙煎した豆です(笑)焙煎に失敗するとこんなところにも影響が出てしまうのですね・・・
ハケで粉を落としていきます。刃こぼれしているのがこの写真からもなんとなくわかりますね。
今回のグラインド刃の交換で超重要なポイントがこれです!!ヤマモトコーヒー店の社長からも忠告を頂いたポイントです。グラインド刃はビスで止まっていますので、このビスに微粉が溜まり、ビス穴が完全に埋まってしまっています。そしてさらに固着してしまっているんです。そこで、千枚通しなどを使ってビス穴から粉を取り除きます。この作業を中途半端にやってしまうと後で大変なことになってしまいます。
しっかりやった私でも、大変なことになってしまい、かなり痛い出費をすることになってしまいました。
大苦戦のはじまりはじまり
ビス穴をふさいでいた粉を取り除き終わりましたので、取り外しに移ります。これからが大苦戦のはじまりはじまりです。
と~に~か~く~硬い!!全然ビスが回らないんです。するとどんなことが起こってきてしまうかというとねじ穴が潰れてしまうんです(涙)これをしてしまうとおしまいなので、慎重に!やっとの思いで片側の刃は取り外すことができました。
でも若干ねじ穴潰してしまいましたので、これはビスを交換したほうがいいでしょう。ビスはJIS規格で統一されていますので、近所のホームセンターで手に入ります。カリタから公式の物が発売されていますが、わざわざ注文する必要はありません。
本体側がなべ小ねじのM4の10mm。ダイヤル側が8mmで長さが違いますので注意です。わからない方は現物をもってホームセンターに行きましょう!!
大苦戦はまだ序章に過ぎません・・・前編はここまで!!つづく
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