第56回 銀座喫茶店『カフェ・ド・ランブル』
~銀座の伝説的お店でいただく琥珀色の魅惑なコーヒー~
【銀座喫茶店】カフェ・ド・ランブル
今回は東銀座の喫茶店「カフェ・ド・ランブル」について紹介します。
「カフェ・ド・ランブル」はこんなお店
- 珈琲界のレジェンド的お店
- ネルドリップコーヒー
- 全席禁煙
- コーヒー以外を扱わないコーヒーだけの店
- こだわりの自家焙煎、こだわりのネルドリップの店
ランブルの創業は1948年。珈琲界のレジェンドとも呼ばれる故関口一郎さんが作ったお店です。
珈琲界のレジェンドといえば、銀座のランブル、南千住のカフェ・バッハ、吉祥寺のもか(現在閉店)といわれていますが、現在ご存命なのはバッハの田口護さんだけです。
近年のスペシャルティーコーヒーの先駆けともいえるこの三方が作ったお店とコーヒーの形はさまざまな形で現存し続け、受け継がれ、ランブルに関係する店といえば十一房珈琲店をはじめカフェスタイルコジロウやヴェルデなど上げればきりがないほどです。
そんなレジェンドの店、銀座カフェ・ド・ランブルは海外の方々からも愛され、コロナウイルスが蔓延する前は、常に満席の店内はいたるところから他国の言語が聞こえてくる、老舗でありながら非常にグローバルな世界という違った雰囲気を感じることができる楽しい空間でした。
老舗の風格・雰囲気と落ち着きを持った店内
小さくこじんまりとした店内はカウンター席とテーブル席の2種類。
テーブルには埋め込み式の灰皿が置かれランブルオリジナルといわんばかりの店名があしらわれています。
ランブルは現在禁煙となっているのでたばこを吸うことはできませんが、テーブルの1部として組み込まれている灰皿は撤去することなく残されています。
こんなところにも注目してみると面白いですね!
琥珀色の甘くて魅惑なコーヒー「琥珀の女王」
ランブルといえばネルドリップで抽出された濃厚なコーヒーを頂くのが筋かもしれませんが、ランブルで発祥し広まったといわれる琥珀の女王を頂くのもかなり粋です。
濃く濃厚に抽出されたコーヒーにカラメルを混ぜ比重を重くし、その上にクリームを注ぎ魅せてくれる素敵なアレンジコーヒーです。
豊かな酸味とやさしい苦味が素敵な「エチオピア」
ネルドリップで抽出するコーヒーはなるべく深く焙煎していき、コクやキレの特徴を強く押し出します。
しかしそんな中でもエチオピアらしい酸味と豊潤な香りをしっかりと残し、重すぎないおいしさです。苦味はマイルドでコーヒーが苦手な方でも飲みやすいもn。
濃厚に繊細に抽出されたコーヒーですので、少しずつ時間をかけてゆったりと楽しみたくなりますね!
銀座「カフェ・ド・ランブル」さかうぇいの感想
コーヒーだけでそれ以外の焼き菓子やケーキ、軽食類は全く置いていない。本当にコーヒーだけのお店ランブル。
このような営業形態でも1948年の創業から2020年の今年で72年の歴史を持ち続いている。
現在のお店は移転により1970年代に作ったお店ということですが、その歴史を感じることのできる佇まい、風格、気品を存分に味わうことのできる店です。
喫茶店には様々な形や正解があるといつも身に沁みていますが、このランブルもまたランブルという正解にたどり着いた結果が70年以上の老舗になっているのだろうと強く感じます。
関口さんはすでにお亡くなりになっていますが、その意志は強く守られさらに末永く続いていくことでしょう。
銀座「カフェ・ド・ランブル」お店について
お店の様子、またメニューや商品についての掲載を承諾していただいております。
ご協力ありがとうございました!!
「カフェ・ド・ランブル」お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください!!
カフェ・ド・ランブル
銀座駅から徒歩5分
新橋駅から徒歩5分
東京都中央区銀座8-10-15
平日・土曜日 12:00~20:00
日曜祝日 12:00~19:00
火曜日定休?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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