コーヒー豆のあれこれ21回目
「インドのコーヒーについて」
~各国のコーヒーの特徴~
インドについて
みなさんこんにちは。さかうぇいです。今回のコーヒー豆のあれこれはインドについて紹介していきます。
シリーズ過去記事はサイトマップからご覧ください!!
インドの首都はニューデリーです。
公用語はヒンディー語です。(他にも21言語あるようです。)
インドといえば、スパイスとかカレーとかのイメージが強く、コーヒーのイメージは薄いですが、インドでもコーヒーは生産されています。
インドはアジアの国です。北西部にパキスタン、北部に中国、北東部にネパール、ブータンバングラデシュ、ミャンマーと接しています。また海上で、スリランカ、インドネシア、モルディブと接している国です。
東側にはインド洋、西側にはアラビア海があります。
インドの気候区分は非常に複数の区分が存在しています。したがって、コーヒーの栽培がされている地域のみを特筆すると、これらの地域はサバナ気候です。
雨に関してもインドは国土が広く、気候が大きく変わります。おおむねコーヒーの生産地域の雨季は6月から9月までです。この雨季の間は激しい雨に見舞われます。平均最低気温が20℃前後で、通常は30℃以上です。
インドのコーヒー生産地域
インドのコーヒー栽培は北東部の下の地図で見ると右側に島のようになっているところと、南部、南東部に点在しています。
北東部の地域は新たにコーヒー栽培が始められた地域で歴史は浅いです。インド国内の総生産の2%程度しか生産できていません。
南東部は主にオリッサ州、アーンドラ・プデーシュ州で行われています。こちらの地域が国の生産量の約6%を生産しています。
南部地域は主にカルナータカ州、タミル・ナードゥ州、ケララ州で行われています。それぞれ、カルナータカ州が約50%、タミル・ナードゥ州が10%、ケララ州が30%ほどの生産量です。
インドのコーヒーの主な品種
・ロブスタ種
・アラビカ種
・カティモール種
・ケント種
・S 795種 インド生まれの品種です。
・サン・ラモン
・カトゥーラ種(カツーラ種)
・デバマシー種 ハイブリットティモールの一種です
インドはなんと、アラビカ種よりロブスタ種の生産の方が多い国です。ロブスタ種の生産が全体の約60%。アラビカ種の生産が全体の約40%となっています。特にインドはロブスタ種の品種が非常に高い国として評価されています。
インドのコーヒー豆の精製方法
インドの精製方法はナチュラルプロセス、ウォッシュトプロセス、パルプドナチュラルプロセス、モンスーンプロセスがあります。
「モンスーン」とは季節風の事を言います。モンスーニングプロセスとも言ったりしますが、簡単に言えば、インドの海岸で湿気の強い季節風にさらして乾燥させる精製方法です。この湿気がコーヒー豆を熟成させて、味わいを増すといわれています。このプロセスはインド独特の物です。
インドのまとめ
今回はインドのコーヒーについて紹介しました。インドというとあまりコーヒーのイメージはなく、どちらかといえば、スパイスや、カレー、紅茶のイメージの方が強いですが、その歴史はモカ(イエメンやエチオピア)と同等レベルで古くから生産されています。インド独特の精製方法が存在するなど、コーヒー産業がユニークな発展をしている国です。コーヒーの生産量は世界的に見ても上位に君臨します。
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