コーヒー雑学10回
「珈琲店のメニュー解説その1初級編」
~難解なメニューを読み解こう!!~
はじめに
みなさんこんにちは!さかうぇいです。みなさんは珈琲店や喫茶店に行った際メニュー表をみて、すぐに好みのコーヒーをみつけることができますか??コーヒーが大好きでなんでも知っている方ならこのメニューのこのコーヒーはこんな物だとかこんな味だ。というのがすぐに想像つくと思いますが、ほとんどの方は、どれが、どんなもので、どんな違いがあって、自分の好みに合った物はどれを選べばいいかわからないのではないでしょうか??
結局メニュー表と格闘したけれども、わからないので無難にブレンドを頼んでおけば大丈夫だろう!!って方が多いのではないでしょうか??
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事を作りました!
初級編1:デミタスコーヒー
まずは優しい初級編です。
コーヒーを提供されるときはほとんどの場合180ml~200ml程度のコーヒーカップで提供されるのが普通です。一部スターバックスやタリーズ、ドトールなどのチェーン系では「S、M、L」などのサイズで販売されていますので、これは例外です。
例えば、このようなウエッジウッドのリーシェイプなどもほとんどが180mlで作られています。これらのカップを使用して提供されるメニューは主に「アメリカン」や「ブレンド」など一番親しみが強いものです。
では、こちらのカップは先ほどと同じくウェッジウッドの物ですが、容量は140ml前後となります。このカップのことをデミタスカップといいます。デミタスは通常のカップより量が少ないですが、通常と同量程度のコーヒー粉を使用して濃度を濃く抽出する贅沢なコーヒーです。なお一部、エスプレッソのことをデミタスと表現する場合もありますが、エスプレッソとデミタスは別物で考えるのが一般的です。
初級編2:ウインナーコーヒー
ウインナーコーヒーとネットで調べると、コーヒーにウインナーソーセージをぶち込んだ写真が出てきて、今時風に言うとまさに草です。
ウインナーコーヒーの「ウインナー」とはウイーン風という意味です。この呼び方は日本独特のメニューです。ドリップコーヒーの上に生クリームを乗せたコーヒーをウィンナーコーヒーと呼びます。
初級編3:エスプレッソ
エスプレッソとは極細挽きにしたコーヒーに圧力をかけ、抽出する方法のコーヒーのことを言います。エスプレッソは圧力をかけて抽出する方法で専用のマシーンが必要となります。このマシーンのことをエスプレッソマシーンといいます。家庭用の物だと1万円程度から、業務用の物になると数百万円を超える物まで幅広く存在します。
エスプレッソは抽出技術が求められ、バリスタの技量でも大きく味の変化が生まれます。そのため、バリスタの最高峰を決めるバリスタチャンピョンシップではエスプレッソを使用し、抽出技術等を争います。
初級編4:カプチーノ
カプチーノの発祥はイタリアです。エスプレッソマシーンで抽出されたエスプレッソに、100%のフォームドミルクをコーヒー2に対して8の割合で入れた物をいいます。カプチーノの場合はエスプレッソのコーヒーはアラビカ種だけでなく、ロブスタ種もブレンドしたものを使用することが一般的です。
初級編5:カフェ・ラテ
カフェラテの発祥はアメリカです。こちらもエスプレッソマシーンで抽出したエスプレッソを使用しますが、ミルクが、スチームミルク90%、フォームドミルク10%の割合に代わります。そしてコーヒー2に対して、スチームミルクを7、フォームドミルクを1の割合で入れたものをいいます。そして、カプチーノとは違いエスプレッソには100%アラビカ種を使用することがほとんどです。
初級編6:カフェ・オ・レ
カフェ・オ・レの発祥はフランスです。カフェオレは、上記の2つとは違い、ドリップコーヒーを使用します。ドリップコーヒーに鍋などで沸かしたミルクを混ぜてつくるのがカフェ・オ・レです。割合はコーヒー5に対してミルクも5です。
初級編のまとめ
今回は珈琲店のメニュー解説初級編として6つのメニューについて紹介してみました。こんなの聞かなくても知っているよ!と思った方も、意外と知らなかったと思った方も、いらっしゃると思います。次回はもうちょっと掘り下げていく中級編でメニューを紹介していこうと思います。コーヒーについて理解を深めて、皆さんのコーヒーライフに花を添えることができれば幸いです。
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