コーヒー豆のあれこれ24回目
「パプアニューギニアのコーヒーについて」
~各国のコーヒーの特徴~
パプアニューギニアについて
みなさんこんにちは。さかうぇいです。今回のコーヒー豆のあれこれはパプアニューギニアについて紹介していきます。
シリーズ過去記事はサイトマップからご覧ください!!
パプアニューギニアの正式名称はパプアニューギニア独立国です。首都はポートモレスビーです。
公用語は英語などです。
パプアニューギニアがあるのは南半球で、経度は日本とほぼ同じ位置にあります。オーストラリアの北部に位置して、日本から南下すると真下に当たる国です。
日本から飛行機で向かうと6時間ほどのフライトになります。
標準時子午線は日本より日付変更線に近いため、時間は日本より1時間進んでいます。
オーストラリアが日本人の観光がしやすい理由の一つに、時差が少ない点がありますが、時差の面だけでいえば、パプアニューギニアもまたその一つですね。
パプアニューギニアはオセアニア地域に属します。ニューギニア島の東側半分がパプアニューギニアです。島の東側半分はインドネシアの領土です。
日本と同じく環太平洋造山帯に属しますので、火山性資源が豊かな国です。デメリットを見ると日本同様に災害が多い国でもあります。しかし火山性資源が豊かということはコーヒー栽培に適した、土壌を持っていることになります。
国土の多くは山岳地帯となっており、コーヒー栽培はそれらを利用して行われています。
気候は熱帯気候に属します。雨季は11月から翌年の4月まで乾季は5月から10月に大きく分けることができます。雨量は国全体で1,200mm以上とコーヒー栽培に適しています。
気温は高地・山岳部は非常に寒い地域もありますが、おおむね23℃~31℃を推移しています。
パプアニューギニアのコーヒー生産地域
パプアニューギニアでは以前干ばつが発生し大きな被害を受けましたが、現在は国を支える重要な産業です。国土の中央部は3,000mをこえる山岳地域ですが、海岸付近では標高が下がります。
コーヒーの栽培はそれら1,500m~1,900m付近の地帯で盛んにおこなわれています。コーヒー生産者はほとんどが小規模の庭園栽培で農園は非常にわずかです。
インフラ面では山岳地帯で起伏が激しいことから、鉄道網、そして幹線道路以外の発達はできておらず、その代わりに空路が整備されて発達しています。
パプアニューギニアのコーヒーの主な品種
・アラビカ種
・ティピカ種
・ブルボン種
・ロブスタ種
などがあります。
標高に関していえば非常に恵まれている環境にあるため、高地栽培ができるアラビカ種に依存しています。ロブスタ種の栽培は全体の約5%程度です。
またティピカ種に関していえば、原型に近いものが栽培されている点も特徴的です。
パプアニューギニアのコーヒー豆の精製方法
パプアニューギニアではウォッシュドプロセスがメインで採用されています。
そのほか様々な精製方法も取られており、ナチュラルプロセスやハニープロセスも取り入れられています。
パプアニューギニアのコーヒーは口当たりがよく、濃厚、酸味は弱めで、エキゾチックな味わいと表現されることもあります。
パプアニューギニアのまとめ
日本からも近く名前だけは聞いたことも多いという方がほとんどの国だと思いますが、コーヒーのイメージはあまり強くありません。
しかしコーヒーの産出は世界的にも上位に位置し、高地栽培が可能なため品質の良い、コーヒーを作る国の一つです。ぜひ見かけた際は一度試してみてはいかがでしょうか??
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
コメント