豆のあれこれ3回目
「アラビカ種について」
~アラビカ種ってどんなコーヒー?~
これまでの話
こんにちはさかうぇいです!泥沼シリーズ「コーヒー豆のあれこれ」ももう3回目に突入します。このシリーズはハマるときりがない、泥沼にはまるお話をします。そして、このシリーズの特徴は画像が極端に少ない。その割に文章多いです。なるべく区切り多くつけて書いていますが、ブログ初心者故つたない文章になるのはご勘弁ください。
本題に入ります。これまで2回の豆のあれこれシリーズでコーヒー豆がなぜ味が違うのかという部分を突き詰めて参りました。そして前回ではコーヒーノキのお話についに品種のお話が出てきました。コーヒーは主に2つの品種「アラビカ種」と「カネフォラ種(ロブスタ種)」に分かれます。今回はこのアラビカ種について更に掘り下げてお話をしていきます。
アラビカ種について
まず私たちが慣れ親しんでいるレギュラーコーヒーの70%以上はこのアラビカ種です。アラビカ種のコーヒーノキであるアラビカコーヒーノキの原産地はエチオピアです。栽培地の標高は450m~2300mが適すとされ、一部の地域の豆では標高が高い区画で作られた豆ほど高級とされるものもあります。気温条件は15~24℃とされ寒い環境は非常に弱いです。また霜も天敵で霜の降りる地域では栽培に適しません。耐性も弱く、さび病をはじめとする病気に弱いです。また害虫にも弱い特性を持っています。
アラビカ種の中には
アラビカ種はさらに分類を細分化することができ、その中にティピカ種とブルボン種、そしてエチオピア野生種にわけることができます。さらにティピカ種とブルボン種について掘り下げていきましょう!!
ティピカ種について
アラビカ種の中でも最も古い品種であり、上質な酸味と甘みが特徴で高級品といわれます。しかし病害に非常に弱く、安定した収穫が見込めないため生産量が現在少なくなっています。コロンビアではこの豆が主流に育てたいたといわれますが、現在ではそのような理由からバリエダコロンビアなどの交配品種が主流となってしまっています。
ケント種
ティピカからの派生種であり、ティピカと他の種との雑種といわれています。純粋のティピカと違いサビ病に強いことが特徴です。
スマトラ種
インドネシアのスマトラ島でティピカ種が突然変異してできた品種でマンデリンに含まれる品種です。
マラゴジッペ種
ブラジルのマラゴジッペ地区で突然変異した品種です。豆も木も大きいのが特徴です。
ゲイシャ種
SCAJの定義上はその他ティピカ系統種の中に入るようですが、近年のコーヒー業界を騒がす品種なので取り上げます。もともとはエチオピアで見つかった品種で、その後パナマで有名となったことからパナマ・ゲイシャといわれることが多いようです。そのパナマで有名となった所以が有名なエスメラルダ農園です。現在ではパナマ・エチオピア・コロンビアの三カ国で生産されているものを世界三大ゲイシャといいます。
ゲイシャの話をすると必ずと言っていいほど、サザコーヒーの名前が出てきますが、その理由はサザコーヒーホールディングス代表副社長でいらっしゃる鈴木太郎氏が、早くからゲイシャの魅力に気づき、輸入していたことや、ベスト・オブ・パナマの国際審査委員を務めること、最高落札額で落札していること、またコロンビアの自社農園でゲイシャを栽培していることなどが挙げられます。こんなすごい方ですが、SCAJの会場に普通に居らっしゃったり、サザコーヒー各店にいらっしゃったり、Twitterやインスタではいいねやフォローしてくれたりしてます(笑)いつもありがとうございます!
ゲイシャの話で尺を使ってしまったのでブルボン種の話まで行きませんでしたので、次回へ持ち越します。
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
コメント