コーヒー雑学14回
「アイスコーヒーをつくろう! その1」
~水出し珈琲ポット編~
はじめに
みなさん、こんにちは!!さかうぇいです。最近だいぶ熱くなってきて、飲み物も冷たいさっぱりとしたものがよくなってきますよね??コーヒーは基本的には夏の暑い時期でもホットで飲むという方もいらっしゃるとは思いますが、せっかく暑くてアイスを飲むのにちょうどいいい時期になりますのでアイスコーヒーに挑戦してみてはいかがでしょうか??
今回はHARIOの水出し珈琲ボトルを使用した簡単水出し珈琲について説明します。
水出し珈琲ボトルについて
耐熱ガラスメーカーのHARIOから出されている水出し珈琲ボトルは写真の600mlタイプと1000mlタイプがあります。そのほかに同様のシリーズでフィルターインコーヒーボトル650ml用などもあります。これらのタイプは中のフィルターカートリッジにコーヒー粉をセットして約8時間冷蔵庫で保管するだけでアイスコーヒーができてしまうものです。
早速作ってみましょう!!
アイスコーヒー完成前夜
8時間前の前夜から仕込みは始まります。
今回はサザコーヒーの「エチオピア モカ」を使用することにしました。この豆はボディ感が強く甘く、それでいながらモカの特徴である豊かな柑橘系の酸味が感じらるコーヒーです。
水出しアイスコーヒーにはコーヒー粉が大量に必要となります。600ml作るのに1回50gも必要です。200g入りのコーヒー豆の1/4を一回で使用してしまう・・・なかなか痛いですが、仕方ありません~
50gもの豆を一気に挽くと挽きごたえがあります。メッシュは中挽き~中荒挽きがよいです。あまり細すぎるとカートリッジのフィルターを貫通してしまいますし、目詰まりして過抽出の原因になりますので、ご注意を!!
まずカートリッジをセットします。カートリッジには印がついていますので、これを注ぎ口の中央に合わせてセットします。
浄水器などの蛇口から直接注ぐのもないわけではありませんが、ドリップと同じ要領で細口ケトルなどを使用してゆっくり注ぐ方法がよいです。慌てず、ゆっくり注ぎます!!
水を注ぎコーヒー粉をスプーンなどで混ぜて攪拌させます。
よくかき混ぜたら仕込みは完了です。
蓋をして冷蔵庫に入れて8時間ほど待ちましょう!!これだけで簡単にアイスコーヒーができてしまうので、ご家庭でも気軽に水出しアイスコーヒーが楽しめるとてもやりやすい方法です!!
8時間後
8時間ほど経過しました。冷蔵後に入れた水出しポットを取り出しましょう!!
いい色が出ています!!味が楽しみですね。
カートリッジを取り外し、中のコーヒー粉はしたの部分が着脱可能なので、処理もしやすいです!!水道がコーヒー粉でいっぱいになってしまうことはありません!!
8時間以上カートリッジを取り外さずに放置してしまうと、酸味が出すぎたり、過抽出になります。味わいを損ねますので8時間を目安に必ず取り外しましょう!!
完成
待ちに待った水出しアイスコーヒーが完成しました!!
お好みのグラスに注ぎましょう!!
コーヒー粉に直接浸しているので、コーヒーオイルも抽出でき、まろやかな味わいに仕上がります。冷蔵庫で冷やしながら作っているので、氷を入れなくても冷たいおいしいコーヒーが飲めます。なのでアイスコーヒー特有の味が薄まってしまうことも避けられます!!
水出し珈琲ボトルのメリット
・簡単
・時間と量を同じにすれば同じ味わいにしやすい
・氷が解けてコーヒーが薄まらない
・コーヒー粉を直接浸しているのでコーヒーオイルも抽出できまろやかな味わいになる。
・カートリッジを取り外せば、風味を損ねずに2~3日は保存可能
水出し珈琲ポットのデメリット
・一度に使用するコーヒー粉の量が多すぎる
・部品が多いので洗うのが面倒
・8時間のリミットを忘れてカートリッジを入れっぱなしにしてしまうと味がひどくなってしまう。
・時間がかかるのですぐに飲みたい時に飲めない
・一杯分だけなど量の調整が難しい
まとめ
今回はHARIOの水出し珈琲ボトルを使用したアイスコーヒーの淹れ方を紹介しました。これからさらに暑くなるので、アイスコーヒーを存分に楽しみましょう!!
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
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