コーヒー豆のあれこれ25回目
「スラウェシ島のコーヒーについて」
~各国のコーヒーの特徴~
スラウェシ島について
みなさんこんにちは。さかうぇいです。久しぶりのコーヒー豆のあれこれはスラウェシ島のコーヒーについて紹介していきます。
シリーズ過去記事はサイトマップからご覧ください!!
スラウェシ島はインドネシアの島の一つです。
ちょっといきなりこわい写真ですが、これはスラウェシ島の先住民族トラジャの伝統タオタオと呼ばれる像です。これはお墓なんですね~
ちなみにいきなりトラジャの名前を出してしまいましたが、スラウェシ島のコーヒーというと一番有名なのが、タナ・トラジャで栽培収穫される「トラジャ」でしょう~
トラジャなら聞いたことある!!って方が多いんじゃないでしょうか??
さてまずいつも通り地形のお話からしていきます。スラウェシ島はその名の通り島です。インドネシアはいくつもの島が合わさった国ですので、ほとんどが独立した島で陸続きのところは少ないです。環太平洋造山帯に属しますので、日本と同じく、地震が多く、その代わりに資源が豊富、土壌についても火山性土壌で、赤道付近の島ですので、コーヒー栽培に適した土地ですね。
スラウェシ島のコーヒー生産地域
スラウェシ島はインドネシアの島々の中で唯一アラビカ種の生産が、ロブスタ種の生産量を上回っている島です。コーヒーの生産地域は南部付近に集中していますが、一部北端部でも生産されているようです。具体的な生産地名は
・ママサ
・ゴワ
・シンジャイ
・エンレカン
・タナ・トラジャ
などです。私たちに一般的なトラジャは、このタナ・トラジャで栽培されているコーヒーです。トラジャがこの名を掲げるのは先住民族トラジャにちなんでいます。
スラウェシ島のコーヒーの主な品種
・アラビカ種
・ティピカ種
・S795
・ジュンベル
などがあります。
アラビカ種は95%の生産量を誇り、ロブスタ種は5%程度でこの比率はインドネシアでは唯一ロブスタ種の生産が多い島です。スラウェシ島の土壌は鉄分が豊富で、あるといわれています。
なお、トラジャが日本で一躍有名になったのはキーコーヒーが原因といわれています。というのも、トラジャは一度、市場から姿を消しています。それを復活させるために大規模投資を行ったのが日本のキーコーヒーで、スラウェシ島トラジャのコーヒーの質の高さ、味わいを復活させたといわれています。
インドネシアは何かと日本との繋がりが多い国だなと感じます。
スラウェシ島のコーヒー豆の精製方法
スラウェシ島はインドネシアの国ですからもちろん同じ国の、あのアーシーな味わいの原因といわれる、さかうぇいが飲めない、ギリンバザープロセスを主流に用いられています。それ以外にもウォッシュドプロセスも用いられており、主にその2種類がメインとなっています。フレーバーとして例えらえるのが、グレープフルーツやベリー、そしてスパイス。酸味は控えめなのが特徴です。
スラウェシ島のまとめ
今回は久々にコーヒー豆のあれこれシリーズで、ブランド豆であるトラジャを生む島。スラウェシ島について紹介しました。実は私トラジャは飲んだことなくて、今度、機会があれば、ウォッシュドプロセスの豆を探して飲んでみようと思います。スマトラ式は絶対に飲めないww
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