リメイク記事第7回
【閉店】「蔦珈琲店」
~表参道の裏路地にある粋な喫茶店~
【閉店】蔦珈琲店について
「表参道」読んで字のごとくですが、神社などに参拝するための道です。東京都渋谷区から港区に掛けてある「表参道」の地名はどこから来ているのがと言えば、もちろん明治神宮の参道として作られた道であることが由来します。
そんな表参道ですが今やお洒落なお店などが揃い流行の中心。どちらかといえば神聖なイメージは何処かへ行ってしまているように感じます。
このエリアの面白いところは青山通りから一本路地へ入り込むと、とても静かで閑静な雰囲気が漂うエリアに入ります。しかしそんな場所に、お店が点在しているんですしかも結構有名なお店が・・・このエリア独特の雰囲気に感じます。
蔦珈琲店も青山通りから一本入った青学のキャンパス裏にあります。このお店実は京都タワーや日本武道館を手掛けた建築家の山田守氏の旧邸宅の一部分を解放して営業しています。そのため外見は普通の住宅のように見えます。ちょっと入りづらいかもしれないけど表参道の邸宅に入る気分を味わえるのは楽しいと思います。
【閉店】蔦珈琲店へ行ってみた
最寄り駅は東京メトロの銀座線・半蔵門線・千代田線の表参道駅です。
表参道駅B1出口を地上に出ます。国道246号線青山通りを渋谷方向青山学院大学の方向へ歩きます。青学の授業の時間にかぶると多くの学生が道しるべになってくれます。皆の流れについていけばいくことができます!!
蔦珈琲店の由来である蔦が生茂った姿は表参道の風景とは到底思えないです。さらに店内へと入れば大きなガラスから庭園を見ることができますが、その庭園の風景も、ここは東京だったっけ?と錯覚を覚えるくらいです。
メニュー紹介
メニューは純喫茶らしいシンプルですがバリエーションが多くコーヒーを飲めない方と来店しても安心です!!
「コーヒー」
実は私自身、メニューのコーヒーという表記しか見ていなかったので、おそらくブレンドコーヒーだろうと飲んでいましたが、実は蔦珈琲店ではシングルオリジンの一種類で勝負するお店なんです。このコーヒーはブラジル産のサントスNo.2です。ブラジル産のコーヒーについてはコーヒー豆のあれこれシリーズブラジルのコーヒーについての記事をご覧ください。
蔦珈琲店の面白いところはコーヒーはブレンドを用意しているのではなくシングルオリジンの一択で用意しているところです。そもそも一般的な喫茶店でのコーヒーがブレンドで用意される理由は味の偏りがなくバランスが取れたコーヒーにすることで万人受けし誰もが飲みやすいコーヒーとなるからです。確かにブラジルのコーヒーは世界的に標準とされることが多いですが、ほかのコーヒーメニューであるデミタスやアメリカンを含めすべてこのコーヒー1種類で勝負しているのはすごいと思います。
「カレーライス」
スパイスの効いたコクのあるカレーでとてもおいしいです。まさにTHE喫茶店のカレーですね。お昼時になるとカレーを注文する方が多く見受けられます。
「クロックムッシュ」
このたっぷりのクレソンがとてもインパクトが強いクロックムッシュです。クロックムッシュは山型食パンにたっぷりのチーズとカリカリのハムそしてブラックペッパーの組み合わせが絶妙にマッチしてとてもおいしいです。付け合わせにクレソンのサラダとオレンジ、ヤクルトもついて大満足な逸品です。
【閉店】蔦珈琲店の情報
たばこ情報:全面禁煙
2020年3月1日より全面禁煙になりました。
入りやすさ評価:★☆☆☆☆
初見には辛め民家にしか見えないので入りにくい気がします。ですが裏を返せば、むしろ表参道の邸宅に入れちゃうわくわく感が勝ります。
立地評価:★★★★★
超駅近で表参道でお買い物の一休みにちょうどいいです。全面喫煙になってしまったので愛煙家の一服どころではなくなってしまいました。非喫煙者のコーヒー好きとしては存分にコーヒーを楽しめるしタバコを気にしなくていいのでさらにいいお店となりました。
混雑状況:★★★☆☆
平日昼時はランチ目的の方がやや多め。それ以外の時間帯はまばらに席が埋まる程度で長めのおしゃべりや商談での利用も良いです。
住所:東京都港区南青山5-11-20
【閉店】蔦珈琲店のまとめ
仕事の途中のサラリーマンや授業の合間を有意義に過ごす学生、表参道での買い物の休憩に使うマダムなど様々な人の憩いの場となっている蔦珈琲店。ぜひ一度都会の真ん中にあるオアシスのような空間に足を運んでみてはいかがでしょうか!!
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