コーヒー豆のあれこれ12回目
「ニカラグアのコーヒーについて」
~各国のコーヒーの特徴~
ニカラグアについて
みなさんこんにちは。さかうぇいです。今回はニカラグア共和国について紹介していきます。
シリーズ過去記事はサイトマップからご覧ください!!
今回はニカラグアについて説明してきます!!
ニカラグアの正式名称はニカラグア共和国です。
首都はマナグア。公用語はスペイン語です。
ニカラグアの気候は熱帯気候です。年間の降水量は約1,300mmです。雨季は5月~10月乾季が11月から4月です。国土の北西部にあるイサベラ山脈その周辺で珈琲栽培は行われています。日本ではあまり聞かない国名だと思いますがコーヒーの世界産出量は13番目と高い水準にある国です。そして国土面積が広いことに重ね人口密度が低いというコーヒー栽培に適した国であることが伺えます。
ニカラグアのコーヒー生産地域
ニカラグアのコーヒー生産地域はホンジュラスとの国境付近から国土の北西部に広がるイサベラ山脈地域に集中しています。主な生産地はヌエバ・セゴビア、ヒノテガ、エステリ、マドリス、マタガルパなどです。コーヒー生産地域の標高は2,000m程度の山岳地帯となっており、コーヒー栽培に適した土地です。
ニカラグアのコーヒーの主な品種
ニカラグアのコーヒー産業は非常に資金が少ない環境で行われています。また農園自体のも小規模農園が多いためそのような農園主は大規模工場へ豆を売り、お金を得ているような現状で、豆自体の生産場所生産主を特定することが難しい国です。しかしインフラ整備などを意欲的に行なっており、これからに期待できる国でもあります。
・アラビカ種
・カトゥーラ種(カツーラ種)
・ブルボン種
・パカマラ種
・マラゴジッペ種
・マラカトゥーラ種
・カトゥアイ種(カツアイ種)
・カティモール種
資金繰りの面などで有機栽培が一般的となっています。様々な問題を抱えるニカラグアですが近年世界各国のコーヒーバイヤーと農園主が直接取引を行うことも徐々に増え始めていることや、品質向上と生産量向上のために努力が続けられています。
ニカラグアでのコーヒー豆の精製方法
ニカラグアではウォッシュドプロセスがメインで採用されていますが、一部でナチュラルプロセスやパルプドナチュラルプロセスを取り入れいるケースもあります。ニカラグはのほとんどの農園では精製は農園ごとではなく農園が大規模工場へ豆を売り、その工場が生産しているとういう形態をとっています。
ニカラグアのまとめ
今回はニカラグアについて説明しました。コーヒー生産国はほとんどが発展途上国と言われる国です。資金面で問題を抱える国も少なくありません。そんな中で少しでも品質の高い豆を売り出し高値で購入してもらうために努力を重ねている農園主の方々がたくさんいます。渡したちコーヒーを飲む際は味や香りなどを気にしてばかりで、コーヒーのできている過程を考えながら飲むなんてことはありません。しかしその一杯にかかわっている人は計り知れず、そして努力も計り知れません。私のブログを読んでくださった方が少しでもコーヒーを飲む際に感謝の気持ちを忘れずの飲んでいただければ、様々な努力を重ねている生産者たちが報われるような気がします。是非、手元の一杯を大切にそして味わいながら召し上がってみてください。
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