コーヒー豆のあれこれ11回目
「ペルーのコーヒーについて」
~各国のコーヒーの特徴~
ペルーについて
みなさんこんにちは。さかうぇいです。今回のコーヒー豆のあれこれシリーズはペルー共和国について紹介していきます。
シリーズ過去記事はサイトマップからご覧ください!!
今回はペルー!!
ペルーの正式名称はペルー共和国です。
首都はリマ。公用語はスペイン語です。
パナマの気候は熱帯気候です。ですが標高の差が地域によって大きいため、気候の違いも大きいです。雨季は11月~4月乾季が5月から10月です。ペルーは国土が広い、そして国の中に様々な気候が存在しているため降雨量も地域によって大きく差が出ます。ですがコーヒーの栽培されている地域はおおむね1,000mm~2,000mmの雨量があります。
ペルーのコーヒー生産地域
ペルーのコーヒー生産地域は国土の北西部から中央部を通り南東部に広がっています。ペルーのコーヒーは基準が統一されていないということで、ランク付けがありません。生産地域の名称や呼び名もない国です。非常に高品質の豆を栽培している国ですが、残念なポイントです。生産量においても世界で9番目という高い水準にあるので今後に期待です。
ペルーのコーヒーの主な品種
ペルーではロブスタ種の生産はほとんどありません。育てられている品種は主に以下の通りです。
・アラビカ種
・カトゥーラ種(カツーラ種)
・ティピカ種
・ブルボン種
・パチェ種(所説あるようですがティピカ種の突然変異品種です)
・カティモール種
ペルーのコーヒーは高地栽培と火山性の土壌、そしてはっきりした雨季と乾季の違いなどコーヒー栽培に適しており、ボディ感やコクもありながら、すっきりとした味わいのコーヒーが生産されているという印象です。
ペルーでのコーヒー豆の精製方法
ペルーではウォッシュドプロセスがメインです。ペルーのコーヒーは品種混合が普通なようで、先に挙げた品種が生産の主ではありますが、それぞれ別にして出回っているものではありません。全体的にコーヒーにおいては発展途上といえる国です。これから先コロンビアなどのように生産者団体ができ生産管理がしっかりとなされれば価値の高いコーヒーの生産も夢ではないと推測されますが、今のところそのような動きはないようです。
ペルーのまとめ
ペルーといえばコーヒーに興味のない方ははこちらが印象的かもしれません。
マチュピチュです。
気候や土壌に恵まれた地域でとても高い品質の豆を作っているのにも関わらず、基準が統一されていないなど、様々な問題を抱えているペルーでした。
コーヒー生産国は多くは発展途上国と呼ばれる国が多く経済的に弱い国などが多く存在しています。そのような理由からせっかくの高品質なコーヒー豆が生産されているのにも関わらず、その特性を生かし切れていない国もたくさんあります。私たち日本人は身近でコーヒー生産ができる環境ではないため、コーヒー栽培についてあまり考えることが少ないですが、この機会にせっかくのコーヒー好きの皆さんですので、コーヒー生産について考え、生産をしてくれている方々に感謝しながらその一杯を召し上がっていただけると幸いです。
以前にもこんなことを記事に書いた覚えがありますが、日本人のお米一粒無駄にすると罰が当たるというお話ですが、コーヒーも同じです。コーヒーの生産者の様々な思いや、苦労がその一杯のコーヒーになっています。
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