コーヒー雑学22回
「珈琲店のメニュー解説その8 中級編7」
~難解なメニューを読み解こう!!~
はじめに
みなさんこんにちは!さかうぇいです。みなさんは珈琲店や喫茶店に行った際メニュー表をみて、すぐに好みのコーヒーをみつけることができますか??コーヒーが大好きでなんでも知っている方ならこのメニューのこのコーヒーはこんな物だとかこんな味だ。というのがすぐに想像つくと思いますが、ほとんどの方は、どれが、どんなもので、どんな違いがあって、自分の好みに合った物はどれを選べばいいかわからないのではないでしょうか??
結局メニュー表と格闘したけれども、わからないので無難にブレンドを頼んでおけば大丈夫だろう!!って方が多いのではないでしょうか??
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事を作りました!急遽長期シリーズになってしまいました。しばらくお付き合いください。
中級編10:キリマンジャロ
中級編10品目のメニュー紹介はキリマンジャロです。
キリマンジャロはタンザニアにある山の名前です。キリマンジャロは標高5,895mでアフリカで一番高い山です。
もちろんコーヒーはおおよそ2,000mより高い地点では育つことができないので、栽培されているエリアは1,500~2,000mです。現在タンザニア全土で栽培されるコーヒーはキリマンジャロとして販売されることがほとんどですが、本来はこのキリマンジャロの山周辺の山麓地帯で栽培されたコーヒーのみをキリマンジャロとして販売していました。キリマンジャロの急な斜面で栽培される点、高地で質の良いコーヒーが栽培される点などが評価されて、高級品として取引が行われている豆です。
この記事に合わせて、コーヒー豆のあれこれシリーズをご覧いただくと理解が深まります!!
キリマンジャロはコーヒーを知らない人でも知っているくらいの知名度を持ったブランド豆です。ほとんどの珈琲店で見かけ、多くの喫茶店やカフェでも見かけるメニューだと思います。
キリマンジャロの味の特徴はベリー系の酸味があり、柑橘類の甘みを感じるといわれています。
キリマンジャロのメニュー表記はほとんどが「キリマンジャロ」の表記だけですが、一部「キリマンジャロ〇〇」と表記しているお店があります。キリマンジャロの場合これはコーヒーのランクの表示になります。
キリマンジャロはタンザニア産のコーヒーになりますので、評価基準がタンザニアのコーヒーに準じています。タンザニアのコーヒーの評価基準は主にスクリーンサイズです。
AA・・・6.75mm以上の大きさ
A・・・6.25~6.75mmの大きさ
B・・・6.15~6.25mmの大きさ
C・・・5.90~6.15mmの大きさ
さらに小さい物はTTやTに分類されます。
またそれ以外にも品質によって評価される基準もあり、上から順に
Fine
Good
Fair Good
FAQ
Poor Fair
Poor
Very Poor
です。このようなの表記がメニュー表にある場合があります
最後に
今回も喫茶店のメニュー解説中級編でキリマンジャロについて説明しました。コーヒーを知らない人でも聞いたことがあるくらい、有名なブランドであるキリマンジャロはタンザニアのコーヒーでした。珈琲屋さんに行くと必ず見るコーヒーの銘柄ですが、そのコーヒーがタンザニアのコーヒーだということがわかる方は少ないのではないでしょうか??また一つメニューに強くなりました!!
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
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