コーヒー雑学13回
「珈琲店のメニュー解説その4中級編3」
~難解なメニューを読み解こう!!~
はじめに
みなさんこんにちは!さかうぇいです。みなさんは珈琲店や喫茶店に行った際メニュー表をみて、すぐに好みのコーヒーをみつけることができますか??コーヒーが大好きでなんでも知っている方ならこのメニューのこのコーヒーはこんな物だとかこんな味だ。というのがすぐに想像つくと思いますが、ほとんどの方は、どれが、どんなもので、どんな違いがあって、自分の好みに合った物はどれを選べばいいかわからないのではないでしょうか??
結局メニュー表と格闘したけれども、わからないので無難にブレンドを頼んでおけば大丈夫だろう!!って方が多いのではないでしょうか??
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事を作りました!本当は1記事で2~3品くらい紹介する予定でしたが、1記事で1品紹介ペースになってしまっています。引き続き中級編でいきます。
中級編3:グァテマラ
3品目はグァテマラです。まず、グァテマラは中米の国の名前です。
グァテマラのコーヒーはココアなどの甘みを感じるフレーバーと、豊かなハーブや花のような酸味を感じられるコーヒーです。
この記事に合わせて、コーヒー豆のあれこれシリーズをご覧いただくと理解が深まります!!
ほとんどの珈琲店でグァテマラのコーヒーは「グァテマラ」と表記されて提供されていますが、グァテマラのの後に「コバン」などと表記がある場合は生産された地域や都市を表しています。
「グァテマラ 〇〇〇」この〇〇〇の部分にはアルファベット三文字が入ります。これは何を表すかというと、コーヒーのランクを表します。
評価基準は生産地の標高によります。
コーヒーは標高が高い地域で生産されると実が引き締まり、硬くなり、風味が高くなるという特性を持っています。しかしコーヒーの木は霜に弱いので、標高の高すぎる土地では育ちません。どんなに高いエリアでも2,000mが限界といわれています。
表記は以下の通りです。
SHB・・・Strictly Hard Bean y Hard Bean 標高1,400m以上エリア
HB・・・Hard Bean 標高1,200m以上1,400m未満のエリア
SH・・・Semi Hard 標高1,050m以上1,200m未満のエリア
EPW・・・Extra Prime Washed 標高900m以上1050未満のエリア
PW・・・Prime washed 標高750以上900m未満のエリア
以下は国内で消費
EGW・・・Extra Good Washed 標高600m以上750m未満のエリア
GW・・・Good Washed 標高600m未満
このような違いがメニューに表記されています。日本ではグァテマラのコーヒーは品質が高く、おいしいコーヒーと昔から評価が高いため、老舗のコーヒー店では必ずといっていいほど、商品ラインナップに入っています。そして、このグァテマラのコーヒーをベースにブレンドコーヒーを作るお店も非常に多いです。
グァテマラのコーヒーは強いボディ感と香り、そして甘みが感じられるおいしいコーヒーですが、以前はもっとおいしかったそうです。近年のものはサビ病に侵されてしまった後のコーヒーのため多少味が落ちているといわれています。
最後に
どうやらどうやっても1記事で1品しか紹介できないようなのであきらめてこのシリーズ長期戦で続けていきますので、お付き合いください。よろしくお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
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