コーヒー雑学19回
「珈琲店のメニュー解説その6 中級編5」
~難解なメニューを読み解こう!!~
はじめに
みなさんこんにちは!さかうぇいです。みなさんは珈琲店や喫茶店に行った際メニュー表をみて、すぐに好みのコーヒーをみつけることができますか??コーヒーが大好きでなんでも知っている方ならこのメニューのこのコーヒーはこんな物だとかこんな味だ。というのがすぐに想像つくと思いますが、ほとんどの方は、どれが、どんなもので、どんな違いがあって、自分の好みに合った物はどれを選べばいいかわからないのではないでしょうか??
結局メニュー表と格闘したけれども、わからないので無難にブレンドを頼んでおけば大丈夫だろう!!って方が多いのではないでしょうか??
そんな方にぜひ読んでいただきたい記事を作りました!急遽長期シリーズになってしまいました。しばらくお付き合いください。
中級編5:ペルー
中級編5品目のメニュー紹介はペルーです。
ペルーは南米の国の名前です。
ペルーのコーヒーは甘みを感じ、口当たりが非常やわらかく、飲みやすい特徴を持ったコーヒーです。
この記事に合わせて、コーヒー豆のあれこれシリーズをご覧いただくと理解が深まります!!
ペルーのコーヒーを扱うお店はあまり多くないように感じます。メニュー表記は「ペルー〇〇〇」です(場合によってはそのあとにスクリーンサイズを表す数字が入っていることもあります。)このシリーズを読んでくださっている方はだいぶなじんできたかと思いますが、ペルー産のコーヒーも〇〇の部分にはアルファベットが入り、コーヒーの等級を示しています。
ペルーのコーヒーの評価基準は欠点豆です。またペルーの面白い点は、その欠点豆を取り除く方法も評価基準に入ります。
ESHP・・・Electronic Sorted & Hand picked 機械によって仕分けをされた後にさらにハンドピックによっ徹底的に欠点豆を取り除いた方法です。
ES・・・Electronic Sorted 機械によって欠点豆を取り除いた方法
MCM・・・Machine Cleaned Mejorado 機械に2回掛ける方法
MC・・・Machine Cleaned 機械に1回掛ける方法
スクリーンサイズは20~14に分けられます。
中級編6:エルサルバドル
エルサルバドルのコーヒーは甘く、ドライフルーツ、チョコレート、カラメルなどのフレーバーが感じられます。
エルサルバドルのコーヒーはメニュー上では「エルサルバドル 〇〇〇」と表記されることが多いです。この〇の部分はアルフェベット三文字は入り、コーヒーの等級を表します。
エルサルバドルのコーヒーの評価基準は標高によって決まります。
SHG・・・Strictly High Grown 標高1,200m以上の場所で栽培された物
HG・・・High Grown 標高900m以上1,200m未満の場所で栽培された物
CS・・・Central Standard 標高900までの場所で栽培された物
今回紹介した2品は扱っているお店といないお店が分かれる国です。また、表記もあまりランクなどまでは表示しておらず、国名のみというのが多い印象です。
最後に
今回も喫茶店のメニュー解説中級編でお届けしました。だいぶ珈琲店のメニューに強くなれたのではないでしょうか?シリーズはもう少し続く予定です。引き続きよろしくお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。Twitter、インスタもいろいろ投稿しています。ぜひご覧ください!!ご意見、ご要望、アドバイス大歓迎です。コメントいただけると励みになります。よろしくお願いします。
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