メキシコのコーヒーについて

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メキシコ国旗 コーヒー豆のあれこれ

コーヒー豆のあれこれ9回目

「メキシコのコーヒーについて」

~各国のコーヒーの特徴~

メキシコについて


みなさんこんにちは。さかうぇいです。今回もコーヒー豆のあれこれシリーズです。今回はメキシコ合衆国について紹介していきます。

メキシコ国旗

今回はメキシコについて説明してきます!! まずメキシコの正式名称はメキシコ合衆国といいます。首都はメキシコシティー公用語はスペイン語です。気候は北回帰線を境に北部では温帯気候、南部では熱帯気候です。首都のメキシコシティーでは13℃~16℃。平均雨量は1,200mmで、標高は約2,200mです。メキシコは国土のほとんどが標高1000m以上という特徴も持っています。コーヒーが栽培されている地域は首都のメキシコシティーの南北、地中海沿岸部と太平洋沿岸部と南端地域が主となります。

メキシコのコーヒー生産地域


メキシコのコーヒー生産地域は熱帯気候の南部地域が生産地の中心となっています。特にオアハカ州、プエブラ州、ベラクルス州、チアバス州が有名な産地とされています。収穫期は11月~3月とされています。メキシコのコーヒー栽培は標高が1000m以上で平均雨量1,400mm~2,000mmで気温が20℃前後の非常に栽培に適した地域で生産されていますが、小規模農園が多いことや、収穫量が安定しないこと、財政、技術面での支援が限定的であることで、長らく、高い品質の豆が市場に出回ることが少ないという点が問題点です。近年ではスペシャルテーコーヒーのバイヤーとのつながりもできはじめ、技術の向上がなされ、品質についても上がってきており、スペシャルティコーヒーの業界にも徐々に参入している途上国です。

コーヒーの木

メキシコのコーヒーの主な品種


メキシコのコーヒーの品種はアラビカ種が生産の90%を占めています。メキシコは、世界のコーヒー生産の約3%を担っており、生産量では世界第3位の産出国です。メキシコのコーヒーは生産された標高によりランク付けされています。上から順にSHG、HGでこれらが主に出回るスペシャルティコーヒーです。それ以外にもスタンダード、グッドウォッシュドなどもあります。

 

主な品種は

・ブルボン種

・ティピカ種

・カトゥーラ種(カツーラ種)

・ムンド・ノーボ種

・マラゴジッペ種

・カティモール種(サビ病対策で生まれたカトゥーラ種とハイブリットティモール種の交配品種です)

・カトゥアイ種(カツアイ種)

これらの特徴は豆のあれこれシリーズにて紹介しておりますのでご覧ください。

アラビカ種について1

アラビカ種について2

 

メキシコでのコーヒー豆の精製方法


メキシコではウォッシュドプロセス(水洗式)が取られています。ナチュラルプロセスも一部で取り入れらていますが主な方法はウォッシュドプロセスです。

コロンビア 豆乾燥

 

メキシコのまとめ


今回はメキシコの国とコーヒーについて説明しました。メキシコといえばラテンの国でバカンスのイメージやビーチなどのイメージが強いですが、コーヒーでも世界第3位の産出国で非常に重要な産業となっています。これまで、小規模の農園が多いことや、財政、技術での支援が乏しいことからスペシャルティコーヒーの枠組みへの参入が遅れている国でしたが、徐々に参入しており、これから先さらなる品質の向上も見込める国です。メキシコはとても標高が高い国で、高級なコーヒーの栽培に適した地域といえるので、これからさらなる技術と品質の向上で素晴らしいコーヒーの出現が期待できる国です。

 

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